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生産者のご紹介

FOODS

こだわりの食材

農作物

兵庫県は、その恵まれた環境から「日本の縮図」とも呼ばれています。北は日本海、南は瀬戸内海に面し、地域によって異なる地質や地形、気候などの自然条件を生かした多種多様な農業が展開されています。出荷量で全国順位の上位を占めるものも多く、大豆やアズキ、タマネギ、レタス、モヤシ、イチジクなどが代表的。全国ブランドの「丹波栗」や日本三大ネギの一つ「岩津ねぎ」、全国の酒蔵メーカー垂涎の酒造好適米「山田錦」などは特に有名です。ホテル ラ・スイート神戸ハーバーランドでは、総料理長が自ら産地を巡り、それぞれの地域で大切に守られ、現代に伝わる農産物の中から厳選したものをご提供しております。

コシヒカリ「奥三田」

兵庫県三田市の自然の恵みを生かし、JA兵庫六甲環境創造米研究会では、減農薬・減化学肥料栽培のお米作りをおこなってきました。その中でも特に高品質なお米を「奥三田」として、平成28年産から販売をしています。

山根白桃

白桃の代表的品種で、果汁が多く、甘味が強くおいしい桃。なるとオレンジの栽培や加工品の販売、パーラーの運営、マーケットへの出店などを行う「森果樹園×ツギキ」では、収穫時期になると、直販でも購入することができます。

姫路れんこん

長さ15~20cmのものが主流で栽培されており、食感はさくさくして歯触りが良いのが特徴。姫路市大津区勘兵衛町は、県下の数少ないれんこん産地として知られています。

ゆず

ビタミンCが豊富で、風邪の予防に役立つ冬の味覚。安富ゆず組合では、苦みを抑えた無添加果汁や、皮を使ったジャムなど30種近い加工商品も販売しています。

御津のニンジン

産地近郊にしか出回らない、知る人ぞ知る兵庫のブランド野菜。やわらかい砂地で栽培するため、形がきれいで歯ざわりもソフトです。

ミニトマト(Splash)

国内でも希少な品種「Splash(スプラッシュ)」は、糖度が通常の1.5~2倍以上の高糖度ミニトマト。口の中で果汁が弾け、「サクッ」「パリッ」という食感が特徴です。

淡路玉葱

100年以上の歴史を持ち、生産量でも全国3位を誇る淡路を代表する野菜。他産地のものと比較して柔らかで糖度も高く味がすばらしいと好評です。収穫時には、「玉葱小屋」と呼ばれる小屋に吊り下げられ、自然の風を利用しゆっくりと乾燥させ、特有の美味しさを作り出します。

兵庫県は全国でも有名な米どころ。昼夜の気温の温度差が大きいため、良質で美味しいお米がとれます。県内各地でたくさんの農家の方々が、土づくり・施肥・防除のほか、雑草の抑制などきめ細やかな栽培管理によって安心・安全な米作りに取り組まれています。

古代米

古代米とは、稲の原種である野生稲の特徴を受け継いでいる米(稲)のことで、黒米、赤米、緑米などがあります。通常の米と隔離して栽培しなければならず、色づきが環境に左右されやすいことなどから手間がかかる一方、その栄養価の高さから需要が増えている健康食材です。

丹波黒大豆

丹波篠山地方では、粘土質の土壌と、昼夜の激しい温度差が好条件となって、古くから良質の黒大豆が栽培されてきました。粒が大きく、艶やかで、長時間煮ても皮が剥けません。「畑の肉」とも言われ、腎臓・循環器機能にも薬効があり、咳止めとしても用いられます。

丹波大納言小豆

丹波産小豆の歴史は古く、幕府や京都御所にも献上されていました。大粒で皮が薄いうえに、美しい光沢を帯び、煮詰めても型崩れせず、上品な甘みがあって糖分が高い特長を持っています。腹割れしない特性は、殿中で抜刀しても切腹を免れた大納言に例えられ、名前の由来になっています。

なた豆

丹波地方で古くから民間薬や滋養強壮薬として用いられてきたなた豆は、膿やできものなどの治療効果や体液・血液の浄化作用があると言われています。福神漬けなどの漬け物や炒め物、最近では健康食として乾燥してお茶などに加工して使用されます。

丹波山の芋

山かけ、とろろ汁、とろろご飯に使うツクネイモの代表的な存在である丹波山の芋。別名「霧芋」と呼ばれます。純白で、きめ細やかな粘り気を持ち、肉質は緻密でうまみに溢れています。強壮、強精、疲労回復、高血圧防止などの効用もたっぷりです。

朝来(あさご)の岩津ねぎ

甘みと独特の風味で、博多の「万能ねぎ」、群馬の「下仁田ねぎ」と並ぶ日本三大葱のひとつとして全国にその名を知られています。青葉の部分から白根まで余すところなく食べられ、身は柔らかく、甘みや香りが強いのが特長です。

轟大根

養父市轟の杉ヶ沢高原(標高約750メートル)の冷涼な気候を利用して栽培される轟大根は、きめが細かくやわらかいのが特徴で、轟大根生産組合の数名の生産者により栽培されています。収穫作業は鮮度を落とさないよう早朝3時ごろから始まります。収穫後、1本1本丁寧に水洗いされ、集荷場で共選作業をして箱詰めされ、その日のうちに出荷されます。

武庫一寸(むこいっすん)ソラマメ

“武庫一寸ソラマメ”は尼崎の伝統野菜。天平8年のソラマメ伝来以降、尼崎はソラマメの名産地でしたが、都市化による農地、農家の減少により、現在、武庫一寸ソラマメは“幻の豆”となっています。「一寸」の名は、豆の粒が大きく約一寸(3.3cm)ほどにもなることから付けられています。

六甲シャンピニオン

弾力ある食感と香りが特長のマッシュルーム。ブラウン種とホワイト種の2種類があります。六甲シャンピニオンの栽培ファームは、兵庫県三木市と小野市にあり、神戸・六甲山北側の新鮮でおいしい水をベースに栽培しています。化学肥料は一切使用しない、無農薬・有機肥料での栽培システムを採用し、日本最大級の栽培ファームで安心・安全に生産しています。

もち麦

モチ性のオオムギに属するもち麦は、植物繊維のひとつであるβ-グルガンを多く含んでいるため、コレステロールを低下させる働きがあります。 「福崎加工研究会」ではもち麦を素材にした新しい郷土料理や加工品の研究を行っており、生産・販売・消費に町・農協・商工会など一体となった町ぐるみの取り組みがあります。

黒胡麻

希少な国産ゴマである“丹波の黒胡麻”は、播磨地方の金胡麻と共に兵庫県の特産農産物のひとつ。農薬は使わずに肥沃な土壌の丹波盆地で育てられた、からだにやさしい健康食品です。特有の青光りが見られ、世界最高レベルの品質です。

リーキ

西洋葱やポロ葱とも呼ばれます。日本国内での生産量は非常に少ない、希少な野菜です。輸入品は白い部分のみを食用としますが、尼崎産のリーキは身が太くて柔らかく、青い葉の部分まで美味しく食べられます。

フヌイユ

フヌイユの若い葉および種子(フェンネルシード)は甘い香りと苦みが特徴で、スパイスやハーブとして古くから食用、薬用に用いられてきました。根元の太い部分は、サラダやピューレにすると爽やかな風味で食が進みます。

オニオンヌーボ

西洋新玉葱ともよばれ、通常は小玉葱並みの大きさですが、尼崎産は普通の玉葱のSサイズくらいまで育てます。苦みが少なく、火を通すと新玉葱ならではのとろけるような甘みが口の中に広がります。

バジル

完全無農薬ハウス栽培のバジルは、味わい深く、風味豊か。露地栽培が始まる夏は、一層香りを増し、淡路の食材を引き立てます。香り高く葉が厚い淡路島のバジルは一度食べると忘れられない味です。

ディル

さわやかな香りが特徴的なセリ科のハーブです。「鎮める」という語源のとおり、ディルには鎮静作用や安眠効果があります。まだ一般家庭になじみがあるとは言えないため、兵庫県内でも栽培する農家はあまり多くありません。ただ、「魚のハーブ」といわれるほど魚料理と相性がよいハーブなので、これから徐々に一般家庭にも定着し、栽培する生産者も多くなりそうです。

コリアンダー

セリ科のハーブの一種で、葉、根、茎、果実を食用とします。タイでは「パクチー」、台湾では「シャンツァイ」の名前で親しまれています。葉、茎は独特の強い香りが特徴的ですが、果実は甘みのある香辛料としてカレー粉のスパイスのひとつになっています。兵庫県内の生産者のなかでも、レストランや加工向けにハーブを栽培することが多くなりました。

アスパラガス

根っこにある芋のような貯蔵根に栄養を蓄え、一つの株から若芽が何本も生えてきます。兵庫県内でもグリーンアスパラの他にもホワイトアスパラや紫アスパラの栽培を始めた農家も見られるようになってきました。栄養価としての特徴はアミノ酸の一種であるアスパラギン酸を多く含むことで、疲労回復に効果的です。穂先には血圧を下げる効果のあるルチンを含みます。

キャベツ

神戸などで生産される春キャベツは肉質がやわらかく、冬キャベツには甘みがあります。特に新鮮なものを生で食べるとその甘さに驚きます。ビタミンや食物繊維が豊富で美容と健康に非常に良い野菜です。地元では兵庫北部の神鍋の春キャベツも有名で、寒い冬の時期に栄養分を蓄えることでより一層美味しくなります。

芽キャベツ

芽キャベツは普通のキャベツとは違い、茎の部分にたくさん実がなります。栄養素も豊富でビタミンCはキャベツの3倍あるといわれ、カロチンも多く含まれているため相乗効果でがんの予防も期待される野菜です。

白菜

兵庫県内でも特に気温の低い地域で栽培された白菜は、白い部分の甘みが増して美味しくなります。 最近は黄色やオレンジの白菜やタケノコ白菜と呼ばれるものなど、さまざまな品種を栽培しています。白菜は、食物繊維、ビタミン、ミネラルをたくさんとれるので、ビタミン不足になりがちな冬の栄養補給に最適です。

白菜の菜の花

長い冬を越し、春の芽吹きの時を迎えると、白菜の何重にも囲まれた葉の中からかわいい菜の花が顔を出します。普通の菜の花よりも柔らかい食感と、白菜の持つ甘みが感じられ、厳しい冬を越えた白菜の菜の花はより一層甘みが際立ちます。一般にはまず流通しない、貴重な「旬」を味わえる食材です。

サニーレタス

サニーレタスなどの葉レタスは、普通の玉レタスに比べ、ビタミン、ミネラル、食物繊維、カリウムなどの栄養価が高く、特にカロテンは10倍以上も多く含まれています。兵庫県のレタス栽培は4月、11月~3月で、特に、冬の寒さを乗り越えた春レタスはやわらかでみずみずしく、爽やかな香りが広がってきます。

ホウレン草

但馬の高原で栽培されたホウレン草は、農薬をほとんど使用せず冷涼な気候で育つため、甘みたっぷりで肉厚に成長します。寒さが厳しくなればなるほど、低温のストレスにより糖度が上昇し美味しくなるのです。ほうれん草の栄養の豊富さは誰もが知るところで、特に鉄分を摂取しやすく、貧血予防に効果的です。

小松菜

播磨や摂津地域の砂質土壌は小松菜の栽培に適しており、特に露地栽培で霜の降りた葉は肉厚で柔らかく、あくが抜けて甘みが増し、芯のシャキシャキとした歯ごたえが食を進めます。ビタミンC、カロテン、カリウムに加え、カルシウム、鉄分の含有量は野菜の中でも1,2を争い、身体を強くさせます。

小松菜の花

小松菜はアブラナ科アブラナ属の野菜で、春には花芽を咲かせます。小松菜の菜花は茎も細めで柔らかく、また苦味も控えめで美味しい菜花のひとつです。他にもアブラナの仲間であるキャベツや白菜、チンゲン菜やター菜などの菜花も収穫することができます。

紅菜苔(コウサイタイ)

冬から春までの間収穫される紅菜苔は、アブラナ科の菜の花の仲間です。赤い茎がアスパラのようにほんのり甘く、柔らかいのが特徴で、熱を加えると鮮やかな緑色にかわります。黄色い花の蕾も美味しく頂け、料理の彩りとしても活躍します。

からし菜

からしのようにピリッとした辛みのする葉物野菜。サラダや漬物、お浸し、炒めものなどさまざまな料理に使うことができ、味のアクセントにもなります。露地栽培のからし菜は春と秋に収穫されますが、ハウス栽培により年中通して、手に入るようになりました。最近ではよく兵庫県内の多品目栽培の生産者でも、からし菜の栽培を行ないます。

かぶ

兵庫県では全域で作られています。採れたての新鮮な小かぶは見事な球形で白い輝きを放ちます。かぶは寒い時期ほど甘みが強くなり、新鮮なうちは葉も柔らかく、ビタミン・ミネラルも豊富で、漬け物、汁物にして「おばんざい」でいただくことができます。

水菜

有機肥料で育てた大ぶりの水菜は、ズッシリと重く、かんだ瞬間、口の中に水分がほとばしり、シャキシャキとした歯ごたえと、さわやかなうまみが広がります。サラダ野菜の定番となりました。兵庫県内でも多数の農家が、鍋用の水菜やサラダ水菜などを栽培しています。

モロヘイヤ

モロヘイヤの名前はアラビア語で「王様だけのもの」を表すほど、栄養素を圧倒的に多く含み、ほとんどくせがなくたくさん食べられることから「野菜の王様」と注目されています。近年、兵庫県内でも多くの農家がモロヘイヤを栽培しており、豊富な栄養分や食べやすさが好まれています。

赤じゃが

赤じゃがは表皮が赤いじゃがいもですが、品種はレッドムーン、アンデスレッドなど様々です。一般的な茶色い表皮のじゃがいもと同じく、大別すると、ねっとりした煮崩れしにくいタイプとホクホクしたタイプに分けられます。栄養面でもアントシアニンやカロチンも豊富です。兵庫県では「丹波の赤じゃが」として真南条上営農組合が栽培しているほか、たくさんの栽培農家がいます。

ラディッシュ

小さい大根の品種の総称をラディッシュと言います。ラディッシュは植えてから収穫までの期間が短く、二十日大根とも呼ばれています。ラディッシュにはたくさんの品種があり、赤だけでなく、紫やピンク、白のラディッシュや長い形の品種などがあります。

人参

たつの市の揖保川(いぼがわ)河口に広がる100ヘクタールの干拓農地の約半分が人参畑で、砂地の特性を生かし、なめらかな肌で甘みが強く、栄養たっぷりな人参が栽培され、生産量は県内一です。有機肥料と完熟たい肥で作った土壌で無農薬により栽培された人参は、名人の熱意と気魂が伝わるしっかりとした味で、他のものが食べられなくなります。

カラー人参

見た目にも美しいカラー人参は、様々な品種がありますが、色によって大別すると一般的なオレンジ色のにんじんに加え、紫色、黄色、白色の人参があります。紫人参はアントシアニン、黄人参はルテイン、白人参はビタミンCがそれぞれ豊富で、強い甘みが特徴です。見た目の色だけでなく、栄養素や味などそれぞれの違いを楽しむことができます。

原木椎茸

今では手間のかかる原木椎茸を育てる生産者はめっきり減少していますが、時間をかけて丁寧に育てられた椎茸は肉厚で風味や歯ごたえがあります。菌床栽培の椎茸に比べて水分の少ない原木椎茸はうまみが凝縮しており、“山のあわび”と称されるほど。基本的に天然物と同じ条件で栽培されるので、天然物と変わらない味が愉しめます。

菌床椎茸

菌床椎茸は、温度や湿度を管理できる施設の中で栽培され、施設や栽培方法は様々ですが、品質や収穫量の安定化を図ることができることから現在流通する椎茸のほとんどが菌床しいたけです。最近ではその技術の向上により多くの味の良い菌床椎茸が栽培されています。

丹波松茸

赤松の山林に生じ、ほど良い湿り気と気温の低下により初めて顔を出し、鼻に抜けるシャキッとした食感が魅力です。霧が深く、寒暖の差が激しい丹波篠山の気候に育まれた香りが豊かな松茸は、全国的に評価されています。

牛蒡

秋の新牛蒡のうちはあくも少なくやさしい味わいですが、寒さが増すにつれ、身も太くなり、牛蒡独特の滋味が増してきます。丹波篠山の粘土質のさらっとした土が、中に長くのびる牛蒡の生産に適しています。中はとても柔らかく香り高く、甘みも感じられます。

茄子

夏の旬に収穫される丹波の茄子は、皮が薄くつややかで、柔らかい肉質が高く評価されています。どんな食材と合わせても相性が良く、漬けて良し、煮て良し、油で炒めてソテーにして良し。独特の苦味は何度でも食べたくなり、肉厚のジューシーさにやみつきになります。

ピーマン

兵庫県豊岡市但東町を中心に但馬山間部の水田を利用して30年来栽培されてきた“夏秋ピーマン”。昼と夜の温暖の差が、色つや良く肉厚で甘みのあるピーマンを育てます。夏の太陽をいっぱいに浴びた旬のピーマンは栄養満点で、夏バテ対策にも打って付けです。

パプリカ

パプリカは、ピーマンと同じ辛みのないトウガラシの一種で、果肉が分厚く甘みもあります。赤や黄、黄緑やオレンジなどカラフルな色合いがお料理に彩りを添えます。栄養価はピーマンよりも高く、ビタミンCやカロテンはピーマンの2倍以上、ビタミンEは5倍含まれています。とかく輸入品が多いパプリカですが、兵庫県内の農家ではさまざまな色のパプリカを生産しています。

ニンニク

ニンニクは、タンパク質をはじめ、ビタミンB1、B2、カリウム、リン、カルシウム、ナトリウム、アミノ酸、脂質など、とても栄養豊富なのが特徴です。食欲増進、風邪予防や老化防止といった効果もあります。兵庫県内でも多くの農家が栽培しており、5月終わりごろから夏にかけて収穫されます。「ホワイト6片」「福地ホワイト」「壱州早生」「遠州極早生」「上海早生」「嘉走白」などそれほど品種の数は多くないものの、栽培する場所に適した品種が存在しています。

生姜

兵庫県の生姜の収穫期は10月から11月頃です。生姜には一般的に新生姜と老成(ひね)生姜があります。老成生姜は貯蔵されて年中流通するほか、種用となる生姜です。老成生姜の上に新しくできるのが新生姜で、老成生姜より繊維質が少なく、辛みもマイルドです。

ホースラディッシュ

練りわさびや粉わさびの原料となるホースラディッシュ。西洋わさびや山わさび、ワサビダイコン、レフォールといった別名があります。すりおろすとつんとした爽やかな香りとまろやかな辛みが愉しめ、肉料理によく合います。

オクラ

オクラの粘り成分であるムチとペクチンには、それぞれ胃粘膜を保護し整腸作用を助け、コレステロールを下げ高血圧や動脈硬化を予防するという働きがあります。また、オクラの実のなり方はかなり独特です。機会があればぜひ畑で収穫前のオクラをご覧ください。

万願寺とうがらし

強い甘みと独特の風味があり、肉厚でやわらかくボリュームがあるので、その大きさから「とうがらしの王様」とも呼ばれています。食物繊維やビタミンCが豊富で、夏風邪の予防には欠かせません。甘唐がらしの一種でピーマンに近く、独特の風味の素となるピラジンには、血液をサラサラにする効果があると言われています。兵庫県内でも多品目農家が栽培する定番野菜のひとつです。

とうもろこし

丹波市は県下最大のとうもろこしの産地です。丹波の寒暖の差が甘い、粒の揃ったとうもろこしを育てます。採れたてのとうもろこしは、生で食べるととても甘くみずみずしいのですが、収穫後は日持ちしにくいために、なかなか本当のおいしさを味わうことができません。

スイートコーン

スイートコーンは鮮度を保つのが非常に難しい野菜です。兵庫県でも地域でスイートコーンの栽培に取り組み始め、農薬の使用量を国の基準の10分の1以下に抑えた「ひょうご安心ブランド」の認証を受けて栽培している生産団体もでてきました。新陳代謝を活発にし、味覚を正常に保つ亜鉛や、疲労物質の乳酸を分解するビタミンB1を多く含みます。

スナップエンドウ

スナップエンドウは、さやえんどうの仲間で、さやがシャキシャキとして軟らかく、さやと豆を一緒に食べられます。栄養バランスが良く、βカロチン、ビタミンC、カルシウム、カリウム、食物繊維などが含まれています。兵庫県でも多くの多品目栽培農家などが生産しており、4月~6月にかけて収穫されます。

アイスプラント

新感覚の近未来野菜として注目されるアイスプラント。肉厚の葉とプチプチとした食感で、そのまま食べるとほんのりとした塩味がする不思議な野菜で、火を通して多肉質のトロリとした歯ごたえを感じることもできます。リンゴ酸にナトリウムやカリウムなどのミネラル類、そしてカロチンを豊富に含み栄養学的にも優れています。

ズッキーニ

ペポかぼちゃというかぼちゃの仲間ですが、見た目はきゅうり、味はナスに似ています。イタリアやフランスではごく一般的な野菜で、最近になって兵庫県内の多品目栽培農家でも多く栽培され始めました。眼精疲労の予防に効果的なカロテンや、お肌や血管を健康に保つビタミンCも豊富に含まれています。

丸ズッキーニ

丸ズッキーニは、食味は一般的な細長いズッキーニと変わらないのですが、その丸い形を活かした料理に使われます。一般的な細長いズッキーニと同じく、カロテンやビタミンCを多く含みます。兵庫県内でも細長いズッキーニとともに、丸ズッキーニを栽培する農家が多くなってきました。

韓国ズッキーニ

ズッキーニをやや太くした形で、模様が鮮やか。アクがなくやさしい甘みがあります。ビタミンA・Cが豊富で胃腸にやさしく、新陳代謝を助け、動脈硬化予防や夜盲症、疲労回復にも効果があると言われており、利尿作用や体のむくみをとる働きがあることから、韓国では産前産後の女性によく食べられてきました。兵庫県内でも栽培農家があり、夏に収穫されます。

トマト

今やどこでもハウスで栽培するようになったトマトですが、やはり旬の夏に育ったものは甘み、酸味、果肉の食感が違います。日本では大きくて丸く甘みと酸味のある水分の多いトマトが定番ですが、味が薄く水分の少ない調理用のトマトも一部で栽培されており、使い分けることでさまざまな料理を楽しむことができます。

ミディトマト

大玉トマトとミニトマトを掛け合わせた品種で、ミニトマトよりひとまわり大きく、味の濃い中玉トマトです。甘みが強く果肉もたっぷり。濃厚で深い味わいがあります。トマト栽培農家のほかにもさまざまな農家が栽培しています。

アイコトマト

兵庫県下の多くの農家で栽培される楕円形のミニトマトで、果肉が厚く、甘い品種です。生でも美味しいのですが、熱を加えるとさらに甘みを増し、生で食べるときとはひと味違う美味しさを感じることができます。

トマトベリー

イチゴの様な独特の形と、鮮やかな赤色が特徴のミニトマトで、甘く肉厚でトマトの臭みが少ない食べやすいトマトとして子供にも人気のある品種です。トマトの中でも糖度が高い部類に入り、味や見た目だけではなく栄養価も高く、ビタミンA、ビタミンC、強い抗酸化作用を持つリコピンが多く含まれており、トマトベリー6個で一日の野菜摂取量の5分の1程度を補えるほどです。

マイクロトマト

その名の通り、世界最小の赤いミニトマト。1センチにも満たない大きさのトマトが細い枝にぶら下がっているさまは、まるでブドウのようです。小さくても熟しているので、一粒一粒にしっかりした味と香りがついています。また、プチッとはじける食感も楽しめます。糖度は高くしかも酸味もあるため、料理のトッピングやサラダの彩り、スイーツのアクセントなどに使われます。

トスカーナバイオレット トマト

「ブドウ」をコンセプトにつくられた生食向きのミ二トマト。皮はエキゾチックな濃い紫色、スミレ色の果肉はやわらかくブドウのような食感を楽しむことができます。完熟するとゼリー部分も紫色に変わります。糖度は8度前後で抗酸化成分であるアントシアニンも含有し、みずみずしい食味です。名前はトスカーナ丘陵にあるブドウ畑を連想してつけられたそうです。

ピッコラ カナリア (ミニトマト)

金柑を思わせるようなオレンジ色で卵形の生食用ミニトマト。美容と健康によいとされるβ-カロチンがふつうのオレンジトマトの2倍も含まれていることから、「ピッコラ(小さい)カナリア(姿と鳴き声が美しい)」と名づけられました。9度~11度前後の高い糖度をもち、甘さはミニトマトのなかでもトップクラス。フルーティな甘味とコクが凝縮されていることから、高糖濃度トマトと言われています。

シシリアンルージュ トマト

名前はトマトの本場・シシリア島の女神ヴィーナスの口紅をイメージしています。調理してもトマトの中の水分が逃げず、油分をトマトの果肉の中に取り込む特長があります。果肉が程よくやわらかく、トマトの味が濃厚で水っぽくないため、短時間で調理できるのも魅力です。8度前後の糖度と酸味のバランスがよく、生食でも美味しくいただけます。

イエローペア

兵庫県の農家でも最近は色、形、味が異なるさまざまなトマトを栽培するようになりました。ペア(洋なし)に似たチャーミングな形と鮮やかな黄色が特徴のイエローペアは、酸味が少なく、ほど良い甘さがあります。同じ洋なし型の赤いトマト“レッドペア”もあります。

黒トマト

黒トマトは外皮と中身が黒いトマトで太陽にあたることで完熟し黒っぽい色になります。黒トマトの中でも品種はたくさんありますが、赤いトマトと同じくミニトマトと中玉トマトがあります。濃厚な味わいで、リコピンが赤いトマトよりも多く含まれ、老化予防、美肌効果があると言われています。

ロメインレタス・インベルノ

イタリアに古くからあるロメインレタスの一種であるインベルノですが、つやつやしたリーフ部分と白い筋が特長で、シャキシャキとした歯ごたえが抜群です。ほのかな甘味で味が濃く、生食用ではシーザーサラダや、スープや炒め物、煮物などの加熱用としてもおいしいレタスです。普通のレタスよりβカロチン、ポリフェノールは3倍、ビタミンE、Cは2倍含まれています。

ビヨンド フォーリッシュア レミ

ビヨンド フォーリッシュア レミは聞き慣れない名前ですが、イタリアの野菜の品種で、苦みが少なく食感が柔らかく、サラダに最適な日本のサニーレタスによく似た野菜です。涼しい気候条件で栽培すると、緑色のリーフの縁が色鮮やかな赤に染まるので、見た目にも楽しく、またビタミンCやカロチン、食物繊維も豊富で美容と健康に良い野菜のひとつといえるでしょう。

オーキリア ロッサ

オーキディア ロッサはイタリアの葉野菜でチコリの一種です。チコリの新芽は日に当てず、軟白させます。艶のあるワインレッドの野菜で、鮮やかな色の葉も柔らかで肉厚です。苦味が少しあり、柔らかく美味しく食べられます。一般的なチコリと同様にビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富です。

スティックブロッコリー

通常のブロッコリーは花芽が大きくなったものを食べますが、スティックブロッコリーは茎の部分が細長い品種です。花芽だけでなく、茎の部分も柔らかく美味しく食べることができます。レモンの2倍のビタミンCのほか様々な栄養素が豊富です。また、ガン抑制効果のあるといわれているサルフォラファンも含んでいます。これらを多く含むことで美肌効果、体調を整える効果があります。

播州こぶ菜

こぶ菜は葉っぱの分かれ目に、大きなこぶができるのが特徴の野菜です。こぶ菜として知られているのは、雲仙こぶ高菜が比較的有名ですが、兵庫県で古くから伝統野菜の1つとして育てられてきた播州こぶ菜は、日本最古のこぶ菜と言われています。生でも食べる事ができ、ピリッとした辛さのあとに甘味があり後味も良くとても食べやすいのが特徴です。

パーラローザ

周りの葉っぱは肉厚で、固めで火をとおして料理され、中心部分の小さな葉っぱだけ生でいただけます。紫がかったレタスの一種で、生で食べると、からし菜のような苦味がある大人のイタリア野菜として愛されています。

青水菜

西区の伝統野菜のひとつで通常の水菜より味が濃く栄養豊富で、シャキシャキ感が強く筋張っていません。生でサラダとしてもおいしく、炒めたり火に通しても味を損ねることのない水菜です。播磨は寒暖の差が激しいが雪が積もらない。この気候こそがおいしい青水菜ができる特徴です。

ワサビ菜

ワサビの葉のことではなく、からし菜から育成された新品種です。ギザギザした明るい緑色の葉は軟らかく、わさびに似たさわやかな辛みが特長。レタスやパセリに代わる生食・装飾野菜として、兵庫県でも栽培を手がける農家が増えてきています。サラダやサンドイッチ、またお浸しなど幅広い料理に活用でき、とくに肉料理との相性が抜群です。ビタミン類やカロチン、ミネラルが豊富に含まれています。

春菊

春に花を咲かせ、葉の形が菊に似ていることから春菊と名づけられました。関西では菊菜と呼ばれています。菊のような独特の香りとほんのりとした苦みが特長で、香りを大切にすることが調理のポイントです。あくが少なく繊維も軟らかいので、生のままサラダにしてもおいしくいただけます。ほうれん草よりカロチンの含有量が多く、抗酸化作用などによるアンチエイジング効果も期待できます。

チンゲン菜

中国野菜のなかで、もっともポピュラーになったハクサイの一種です。都市近郊農家がハウス栽培を活用することで、一年中出回るようになりました。淡白でクセがなく、加熱すると緑色が一層鮮やかになりますが、煮崩れないため、スープや煮込み料理等に幅広く利用できます。β-カロチンがたっぷりで、カルシウムやミネラルも豊富。強い抗酸化作用によりガンや生活習慣病、骨粗鬆症予防にも期待できるそうです。

ター菜

栽培中ター菜は、葉が平たく、盃状に直径20~30センチに広がります。中華料理の炒め物やスープでよく使われますが、硬そうに見える葉も柔らかく、アクが少なく調理しやすいため、最近では家庭でも使われるようになりました。兵庫県内の農家でも、ター菜やチンゲン菜といった一般家庭にもなじみのある中国野菜を栽培する生産者が多くみられるようになりました。

プチベール

1990年に日本でケールと芽キャベツから誕生した新しい野菜です。フランス語「Petit vert(=小さい緑)」から名づけられました。キャベツよりも軟らかく甘みがあリ、下処理も簡単でくせも少ないので、シチューや炒めものなど、何にでも合います。カロチン・カルシウムなどの栄養素も豊富で、野菜不足を解消してくれます。1つの株から50~80個も収穫ができ、結球せずにバラの花のような形に広がるのが特長です。

アロエベラ

花言葉は「永遠の健康」。ニンニク・ネギ・アスパラなどと同じユリ科の多肉植物で、野菜の仲間です。寒さに弱いため、主にハウス栽培で育てられています。濃い緑色の外皮には苦み成分が含まれているため、肉厚で透明なゼリー状の中身を食用とします。75種以上の微量栄養素が含まれ、免疫強化や有効性分の吸収率を高める効果があるため、ヘルシー食材として注目を集めています。

ルッコラ

地中海沿岸原産の葉野菜・ハーブで、葉を噛むと多少の辛みとゴマのような風味がします。古代ローマではすでに食用として利用されており、ヨーロッパでは野菜として扱われることもあります。葉がやわらかく食べやすいのでサラダに最適、パスタや肉料理の付け合わせにも使われます。また、ビタミンC、カルシウム、鉄分などの栄養素も豊富に含まれ、胃の調子を整える作用があるとされています。

ベビーリーフ

発芽して10~30日の若い葉物野菜の総称です。水菜 、小松菜、ルッコラ 、ビート、レタス、からし菜など色や形も様々な数種類の葉物野菜を混ぜてあるのが一般的です。成熟した葉よりも、ビタミン、ミネラルなどの栄養を多く摂取することができるといわれています。兵庫県でもたくさんの農家が栽培しており、年間を通じて、ハウスでベビーリーフを栽培する農家もいます。

ナスタチウム

丸い葉と赤や黄、オレンジなどの鮮やかな花が特徴。ピリッと辛い葉や茎がハーブとして使用される他、花がエディブルフラワーとして食用される、アクセントにうってつけの食材です。

菜の花

青果市場では、花やつぼみを食べるものを「菜の花」、葉や茎を食べるものを「菜花」という使い分けをしています。菜の花はアブラナの花芽が一般的ですが、様々なアブラナの仲間が菜の花として出回ります。ビタミンCや食物繊維が豊富で、春の訪れを感じさせる季節感あふれる野菜です。

垣根茶

昔から自生している在来種の茶を農薬・化学肥料を一切使用せずに栽培したお茶です。その中でも、垣根茶は新芽と粉茶のところを選別したものです。のどごし良く、お茶を口に含んだときに広がる野趣あふれる香りと余韻が残る奥深い味わいがあります。

淡路島レモン

低農薬、ノーワックスで香り高く、たっぷりと果汁を含んだレモン。淡路島は、晴れの日が多く雨が少ない温暖な気候のため、味が濃く糖度があがり甘い実ができます。そして、海から吹く風で、海水に含まれる微量成分やミネラルが木に届けられ、それを支える土はとても肥えた豊かな土壌になります。

丹波栗

丹波栗は、幕府や朝廷への献上品として知られ、美味しい栗の代名詞となりました。数百種あると言われる栗のなかでも、丹波栗は粒の大きさ、味、色、艶は最上級の品質です。主成分は、炭水化物。ショ糖、ブドウ糖も含んでいるので甘みに優れており、また、ビタミンB1、Cを豊富に含み、消化吸収の良い健康食品です。

鳴門オレンジ

淡路島原産の鳴門オレンジは、淡路島の南部でしか収穫されず、他の品種との交配歴がない、柑橘類では稀少な原生種です。独特の香りやさわやかな風味があり、甘酸っぱく、ほんのり苦みがあるのが特徴です。

ブドウ

兵庫県内にもたくさんのブドウの生産地があり、デラウェア、紫玉、巨峰、藤稔、ピオーネ、ベリーA、マスカットなどたくさんの品種が栽培されています。ブドウは栄養価が高く、鮮度の高い巨峰やピオーネは実にブルーム(果粉)と言われる白い粉がついているかどうかで、品質の高さを見分けることができます。

びわ

兵庫県の淡路市野島は、古くからの美味しいびわの産地です。強い甘さが特徴の「茂木」、甘みと酸味のバランスの良い「田中」、大きく丸い果形で甘い「大房」といった種類のびわが栽培され、6月頃から7月初旬頃まで京阪神に向けて出荷されます。カロテンの含有量が果物の中でも比較的高いのが特徴です。

さちのか

「さちのか」のサイズは平均10~14gほどで、濃い赤色で紡錘形をしています。甘みが強くコクのある味と良い香りが特長です。食品産業技術総合研究機構が、果汁の多い「とよのか」と甘味の強い「アイベリー」を交配し、2000年に品種登録されました。果肉がしっかりしていて、比較的日持ちがよく、関西ではトップクラスの人気種です。完熟すると濃い赤色になります。

やよいひめ

標準的な大きさが約30gという大粒イチゴ。群馬県農業技術センターで「とちおとめ」と「とねほっぺ」を交配して育成し、2005年に品種登録されました。皮は明るい赤色で、甘みのなかに適度な酸味があります。果肉もしっかりとしていて、日持ちが良い品種です。収穫までの成育期間が長く、名前の通り春のいちごとして弥生(3月)ごろからさらに甘みが高まります。

紅ほっぺ

果皮は鮮やかな紅色で光沢があり、実の中まで赤くなります。静岡県農業試験場で「章姫」と「さちのか」をかけ合わせてつくられました。静岡・千葉が主な産地でしたが、近年、兵庫県でも栽培され始めました。大きな粒に「章姫」と「さちのか」の特長を受け継ぎ、たっぷりの甘みのなかに適度な酸味が調和しています。

おおきみ

九州地方で試作が行われていましたが、兵庫県のイチゴ農家も手がけるようになりました。皮の色は橙赤で光沢があり、円錐形の果実は大粒で20g~40gになり、高い糖度と香りが特長です。果肉は硬めで日持ちにも優れています。高品質なイチゴ品種のなかでも特に大きな実であることから、「おおきみ」と名前がつけられました。

桃薫

一般的なイチゴよりも色が淡く丸みを帯びており、桃に似たほのかな香りと味が特徴。栽培されることがまだ少ない、希少な品種の高級イチゴです。

スイカ

夏の味覚を代表するスイカは、甘く水分たっぷりで、カロテンを緑黄色野菜以上に含みます。関西方面で流通するスイカの産地としては、鳥取県や熊本県が有名ですが、兵庫県内でも但馬にあたる豊岡市日高町の「神鍋スイカ」など、古くからのスイカの産地があります。昼夜の寒暖差の大きい高地で栽培されるため甘く、食感の良いスイカが栽培されています。

メロン

メロンの種類は大別すると果肉の緑色のもの、オレンジ色のものがあり、網目のあるメロンと網目のないメロンに分けることができます。メロンはもともとアフリカの原産ですが、明治時代に日本に入ってきて以降、今日まで様々な品種が生まれてきました。兵庫県の播磨にあたる稲美町で栽培されるアムスメロンは、品質にこだわって栽培した「稲美野メロン」の産地です。

リンゴ

兵庫県では宍粟市や豊岡市などでリンゴが生産されています。夜間の冷え込みがリンゴをより甘く、みずみずしくしています。昔からことわざで、「1日1個のリンゴは医者を遠ざける」と言われるほど栄養が豊富なリンゴは、ミネラル、カリウム、ビタミンCや食物繊維が多く含まれています。

梨には新水や幸水といった皮が黄褐色の「赤梨」と二十世紀梨などの黄緑色の「青梨」があります。水分が多く甘みが強いため、近年全国的にも人気の高い赤梨系の梨を兵庫県内の果樹農家でも、多く栽培しています。疲労回復や便秘解消、腸内環境をきれいにする作用があるため健康にも良い果物のひとつと言えます。

柿は大きく分けて甘柿と渋柿があり、品種も様々です。甘柿は富有、次郎、太秋、渋柿は平核無、刀根柿が代表的な品種で、但馬では在来種の大美濃柿という渋柿が栽培されています。ビタミンCの含有量も豊富で、風邪予防や美肌効果が期待される他、渋み成分のタンニンがアルコールの分解や血圧の上昇を抑えるといった効果があるといわれています。

大美濃柿

とがった果実の先が特徴の美濃柿は、蜂屋柿とも呼ばれますが、但馬地域では古くから美濃柿、大美濃柿という名で親しまれています。その実は大きく長楕円形をしており、干し柿にしたときの濃厚な甘みが特徴です。屋根の軒先に色鮮やかに吊るされ冬の風物詩でもあった干し柿を現代に残すべく、今も守り続けられる伝統の味です。

ブルーベリー

ハイブリッシュ系、ラビットアイ系、南部ハイブッシュ系が主に育てられ、いずれも甘みと酸味が濃く、糖度は一般のぶどうよりも高いのが特長の健康果実です。主成分のイソフラボンに含まれるアントシアニンが目に良いことでも知られています。

プルーン

プルーンはドライやペーストにしたものを目にすることがありますが、生やドライ、ペーストにした西洋スモモ果実の総称です。兵庫県でも夏に収穫できるものを果樹農家で栽培しています。プルーンにはペクチンなどの食物繊維が多く、コレステロールや血糖値の上昇を抑制する作用があると言われています。