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神戸牛 | 兵庫五国の恵み 食材へのこだわり

究極の美味でグルメの歴史に名を刻んで1世紀以上。月齢や肉質などの基準を満たした兵庫県産の黒毛和牛「但馬牛」のうち、霜降りなどさらに厳しい基準をクリアした牛だけが名乗ることができる「神戸牛」は、世界中のセレブリティを魅了し続けています。

神戸牛とは

牛肉の肉質を左右するのは、何よりも「血統」です。「神戸牛」の究極のおいしさを作り出せるのは、純血の「但馬牛」だけです。

現在、国内各地の銘柄牛に受け継がれるようになった但馬牛の遺伝子。そんな中、兵庫県産の但馬牛は、他府県産の和牛との交配を避け、完全な純血を守り続けています。最初から「神戸牛」として生まれてくる牛はいません。大切な遺産「但馬牛」そして「神戸牛」を守ろうとする農家の愛情と誇りに支えられ、一定の品質基準を満たす「選りすぐり」だけが、世界に誇る「神戸牛」の称号を得るのです。

神戸ゆえに広まった名声

小柄で小回りがきく但馬牛は、もともと六甲山系の農村で農耕用に重宝され、餌も二毛作で作った麦や大豆などを食べ、大切に育てられていました。食用となったのは、1868年の神戸開港からです。

神戸を訪れた外国人は六甲山系で育った但馬牛の美味しさに舌鼓を打ち、また神戸で買った牛を船上で貯蓄し食料とした船も多かったので、船乗りたちが母国でその味の良さを伝え、神戸牛の名はまたたく間に世界に広がったと言います。

NBAのスーパースター、コービー・ブライアント選手の父が、神戸牛のあまりの美味しさに感激して息子をコービー(KOBE)と名付けたことは有名な話です。

神戸牛の美味しさとは

「霜降り」は血統により、味は「脂」で決まります。神戸牛が安定して最高の品質を保ち続ける理由は、ブランド和牛の中でも最も厳しいと言われている基準を乗り越えた牛肉だからです。

サシ(脂肪)が筋肉の中に細かく入り、筋繊維と交雑して「霜降り」となっているのが神戸牛の特徴です。神戸牛のサシは人肌で溶けるほど融点が低く、他の和牛に比べあっさりとして胃もたれしにくいと言われます。また、賞味すれば、舌ざわりが良く、とろけるようなまろやかさが口一杯に広がり、特有の風味を醸し出します。

神戸牛の特徴である「霜降り」は純血を維持してきた血統により生み出され、その味は餌によって決まります。そのため生産者によって味のバランスが異なり、同じ神戸牛でも産地によりオリジナルの味が生み出されるのです。

ラ・スイートでは、兵庫五国を代表する牧場から神戸牛を厳選し、それぞれに異なる風味や味わいの違いをお愉しみいただけます。